なつかしい場所。

・近況といっても、どのあたりから日記を書いていないのか覚えていません。少なくとも今年は書いてない、気がする。ですので、年明けからの出来事をまとめようかと思います。１月　スノボ　２月　スノボ　３月　スノボ　求婚　４月　顔合わせ　５月　新居探し　６月　転居　７月　入籍　８月　退職　９月　就職活動　でした。たいへんおおざっぱですが。なんとか転職先も決まり、今は束の間の専業主婦生活中です。

・こうして書いてみると、スノボと結婚がらみのことしかしていないみたい。うん、どちらもとても楽しみました。そして、仕事もとても楽しかった。ここ１年くらいは本当に好き勝手やって、まわりもきちんと巻き込まれてくれて、本当に幸せに仕事ができました。ありがたい。思っていたよりもずいぶん長い間あの会社で働いて、いろんなことがあって、ダメなこともたくさんあって、でも仕事が楽しくなるまで続けられて、よかった。幸せな会社生活でした。すべての仕事と人の出会いに感謝します。

・先ほどの「今年の出来事」は、今年の日記帳を眺めながら書きました。今の私の日記は、できごとばかりです。感情や考えたことは、ほとんど、全然ありません。「幸せ」「楽しい」「好き」。それくらい。そういう言葉は、何のバリエーションも持たずに、ころころと転がっています。ちょっとアタマ足りないんじゃないの、って思っちゃうくらいに。

『幸せはどれも似たものだけど、不幸はみなそれぞれに不幸だ』っていうのは誰だっけ？　･･･トルストイかな。あれは家庭についての言葉かもしれないけれど、幸せそのもの、不幸そのものも、そうみたいだ。つらいことは、その言葉も感情も、毎日毎時間、色が変わり、それを書き連ねるだけで精一杯だったけど、「幸せ」はほうられて、そのまま。楽ちんなのだ。それはそれでいい。それはそれがいい。

でも、そういうのとは別に、昔私を取り巻いていたはずの世界や自分や何もかもに対する疑問が、不満や不幸のはけ口でしかなかったんじゃ、さみしい。あさましい。それじゃ、つまんない。

私よ、もう少しの好奇心を。健やかな懐疑心を。